自由な形に仕上げる”カットアウト”の方法 番外 手切り編

カットアウト方法について

前回、主に2つの手法があると説明させていただきました。(小ロット:カッティングマシーン、大ロット:トムソン(ビク)抜き)
実は前回説明を省きましたが、禁断の第3の方法が存在します。
業界では亜流の方法とされていますし、職人技術が必要となる為、なかなかこの手法が出来る企業が少ないのも事実です。

下記に説明しておりますのでご興味ある方がいらっしゃれば、その少ない企業もご紹介させていただきます。どうぞご相談ください。

手切り

簡単に説明すると図画工作のようにカッターを使いカットしていく方法です。ものすごくアナログな手法ですが、だからこそ職人技が光る方法です。

〈利点〉
カット用の歯型がいらず固定費がかからない為、小ロットの場合は安価であり、また機械や歯型よりも細かいカット可能で、大きなサイズも対応できます。
またスチレンパネルのような物の場合、コバ(断面)が綺麗

〈欠点〉
人力の為、基本大ロットは無理。やっているところが少ない。職人技の為仕上がりに個人差が出ます。人力の為大ロットには不向きまた固い紙にも不向きです。

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