堅物相手でもスジを通せば折れてくれる!? 〜印刷のスジ入れ加工の話〜Part2

以前、「堅物相手でもスジを通せば折れてくれる」と記事を書きました印刷物のスジ入れ加工では、データ入稿時に山折・谷折の指示が必要になります。
→前回の記事はこちら

ただ、ここで注意が必要なのが、スジを入れて凹ます面は折る方向と逆側になることです。普通に考えると凹が谷折り、凸が山折りと思いがちですが、下の図を見ていただくと分かるように凹んだ面を内側に折ると、紙の張力によって戻りやすくなるのです。

勘違いしてスジを入れる面の指示を間違ったままに入稿してしまうと、使い勝手の悪いものが出来上がってしまいます。
スジ入れは印刷後の工程となりますので、間違った場合は印刷からやり直しとなってしまいます。くれぐれもご注意を!

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