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箔押し “版”を保管
- 2017/8/27
- 印刷加工別 TOPICS, 箔押し・活版
今回は、箔押しの版保管について、少しご紹介します。
版について
版の基本的な説明は省きますが、箔押しがある印刷物においては、“箔押以外”の部分の版と、“箔押”部分の版は別で作成されます。
印刷依頼した際には、
- 版代
- 印刷代
- その他
などに分類されますが、再印刷する場合に、版が保管されている場合、版代が追加でかからない場合もあります。
箔押し版の保管期間ってどのくらい?
箔押し以外の通常部分においては、版は基本的に保管されず、再利用することは出来ません。
ただし箔押しの版は、通常のものより、また再利用のニーズが高いことから、ある程度の期間は印刷会社で保管してもらえることが出来ます。
一般的な保管期間は1年~3年程度となっていますが、決まりはないため、印刷会社からの提示期間に依存します。
箔押し版の保管期間について注意する点
ただ通常印刷をしている会社と、箔押しの会社は、殆どのケースで別会社ですので、発注した会社が箔押ししていない場合、その期間提示などが無かったりする場合もあります。
箔押しを再利用する可能性が有る場合は、見積書・発注(請)書などを受領する際に保存期間も確認するようにしましょう。
また印刷会社によっては、版を捨てる前に、捨ててもいいかと一報を入れてくれる有りがたい会社も存在します。
印刷会社選定などは、上記のような視点を持って選ぶのも良いですね。