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フルカラー印刷と特色印刷
- 2017/8/22
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フルカラー印刷
印刷におけるフルカラーとは、色の3原色と呼ばれるCyan(藍)・Magenta(紅)・Yellow(黄)にBlack(墨)を加えた4 色(CMYK)で表されています。この基本の4色やこの4色で表されている印刷物の色の事をプロセスカラーと呼んでいます。
この4色を絵の具を混ぜ合わせる要領で混ぜることによって、色々な色を表現しています。しかし実際にはインキを混ぜ合わせているのでは無く、4つの版でそれぞれの色を印刷していきます。オフセット印刷用のインキには透過性があり、ちょうど色セロハンを重ねて行くように色を再現します。
特色印刷
また印刷物の色にはプロセスカラーの他に特色と呼ばれる色があります。
これは特別にインキを混合したインクカラーの事を呼びます。
プロセスカラーどうしても出せない色がある為に( 金色、銀色などのメタリック系の色や蛍光色と呼ばれる色鮮やかなものなど)使われています。
また表現できる範囲の色であっても、4色分の印刷をするよりも1回で希望の色を印刷する方が経済的な時がある場合も特色印刷が使われる事があります。
特色指定の印刷の場合はDICカラーやPANTONEカラーでの印刷会社への指示が必須となります。