オリジナルの封筒を作りたい時、別注で封筒を作成することができます。ご要望に応じて、特殊な用紙を使用したり、窓やサイズ等形状を変更することも可能です。
既製品刷り込みでは、完成した封筒に最後に印刷を行うのに対し、別注封筒はまず印刷を行い、型抜き→窓フィルム貼り・フタテープ付け→封筒の形に貼り合わせ、の手順で封筒を作成します。
そのため、紙・形・デザインを自由に決めることができます。ただその分、費用がかかりますので予算にあわせて検討が必要になってきます。
サイズ・形の制限なしに、自由に作成が可能です。
ただ、既製のサイズであれば印刷会社が持つ型を利用できることもあります。その場合は、型代をかけることなく封筒を作成できます。また、紙には決まったサイズがあります。それに合わない封筒のサイズにしてしまうと、使用できない・捨てる部分が多くなり、紙代が無駄にかかってしまいます。
費用を抑えたい場合には、印刷のプロに相談して、紙にあった封筒のサイズを選択しましょう。
既製品刷り込みでは印刷範囲に制限があるのに対して、別製であれば端までの全面印刷が可能になります。
例えば、内地紋(透け防止のために封筒内側に印刷模様)を自社のロゴにしたり、窓を丸やハートの形にすることもできます。また、紙も、様々な質感・色の中から希望にあう紙を選択することができます。
ただ、印刷の汚れが発生しやすかったり、一般紙にくらべて数十倍の価格のものがあったりしますので、デザイン・予算・用途から総合的に考えることが必要になります。
別注封筒は、枚葉のオフセット印刷が一般的です。この場合、1,000枚以下だと、100枚でも500枚でも総額はほぼかわらないでしょう。小ロットだとその分単価が高くなります。
数十万枚くらいの大ロットになると、輪転印刷のほうが費用を抑えられる可能性があります。ただ、印刷の精度は、枚葉オフセットより低くなるため、デザインや色味にこだわりたいものには向いていません。