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ロット別!のぼりのオススメ製作方法をご紹介
- 2018/3/1
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一口にのぼりの印刷といっても様々な方法があります。
今回は、ロット別におすすめの印刷方法をお教えします。合わせて、各印刷方法の特徴なども説明していますので参考にしてみてください!
ちなみに「おすすめ」の基準は「価格」です。
「ダイレクトインクジェット印刷」
インクジェット印刷ともいい、生地に直接インクを吹き付ける印刷。版不要なので、1枚から安く注文でき、納期も早いです。また、グラデーションを表現できるので、色数の多い絵柄や写真もきれいに表現できます。
・少ロットが得意
・グラデーションが表現可能
・納期が速い
・色落ち、裏抜けがしやすい
・ロットが多くなると、単価が高くなる
・色が薄めにでる
「昇華転写」
専用紙にデザインを印刷して、熱転写で生地にプリントする印刷。こちらも版不要ですが、人手がかかるため、ダイレクト昇華よりも少し高めです。また、こちらもグラデーション表現が得意です。ダイレクト昇華との大きな違いは発色がよく色落ち・擦れなどに強いこと、柔らかい風合いがでることです。
・中ロットが得意
・グラデーションが表現できる
・発色がよく、色落ち・擦れに強い
・対応メディア(生地)はポリエステルのみ
・極小ロットは若干割高。
・大ロットもシルク印刷ほどは下がらない。
「シルクスクリーン印刷」
デザインの大きさに合わせた原板を使用する色の数だけ作り、版画のように印刷します。版が必要なため、中ロット~大ロットが得意です。グラデーションが表現出来ないのでデザインに制限がありますが、発色がよく耐久性にも優れます。印刷に色数の制限はないので、グラデーションさえなければ、デザイン性の高い絵柄でも表現できる場合があります。
・中~大ロットが得意
・ほとんどの生地にプリント可能
・発色がよく耐久性に優れる
・色の掛け合わせが出来ない
・小ロットのプリントは割高になる。
以上、印刷方法の特徴をご説明しましたが、結局、デザインや色・素材などの制約がいろいろあってわからないですよね。
「結局どの印刷がいいの?」と思われた方もいらっしゃると思います。というわけで、以下に図を作ってみたので、シミュレーションしてみましょう!
おすすめの印刷方法がわかったら、上の表に戻ってメリット・デメリットの確認も忘れずに。
補足
※1 生地にこだわらない方は、比較的安価なポリエステルがおすすめです。
※2 ロットにより、単色・1色の場合はシルク印刷がおすすめですが、2色以上だと昇華転写の方が安くなる可能性があります。
以上、おすすめ印刷方法を紹介しましたが、印刷会社の金額設定や機械特性により価格が大きく変動します。何パターンか選んで見積を依頼するとよいでしょう。