あなたの身近にも使った物が必ずある!
プラスチックの成形方法〜インジェクション成形編〜

インジェクション成型とは

今回は成形方法の中でも、業界では成型の王様とも言われているインジェクション成型の説明です。

射出成形とも呼ばれ、粒状の樹脂材料を加熱・溶融し、圧力で型に押し込んで形にする成形方法です。
後加工には多少のバリ取りが必要となります。
特徴としては、とにかく商品の品質は高品質で大量生産向きの成型加工方法です。
ロットは1,000個以上の物が望ましく、ペットボトルや洗剤のボトルから
テレビや洗濯機、プリンターなど電化製品や車のパーツにも使われています。

メリットとデメリット
メリット
  • 精密かつ造形が綺麗。
  • 多彩な形状が可能。
  • 後加工がバリ取りだけなので手間がかからない。
  • 大量生産時の製品単価が安い。
デメリット
  • 金型が高価であり、小ロット案件には向いていない。
  • 極端な肉厚製品や、薄肉製品の成形は難しい。
  • 塩化ビニール(PVC)系は苦手。
  • 金型の修正が難しい
  • 納期は比較的かかる。

次回は成形加工でも歴史の古いバキューム成形について書く予定です。

    Contact

    印刷物に関する様々なご相談を以下のフォームより承っております。
    案件のご相談などお気軽にお問い合わせください。


    確認画面は表示されません。上記内容にて送信いたしますので、よろしければチェックを入れて下さい。

    イェ〜ィ!ジャスティス!!

    イェ〜ィ!ジャスティス!!

    投稿者プロフィール

    手先が器用なだけが取り柄の
    物作りが大好きな昭和生まれのおっさんです。
    好きな映画はSTARWARSです。

    この著者の最新の記事

    関連記事

    ピックアップ記事

    1. 2020-3-3

      意外と知らない!?ニス加工

      今回は表面加工の中で、最もよく使われているのにPP加工やパウチ加工と比べて、意外と知られてないニ…
    2. 2019-5-9

      アイディアを詰め込んだ完全オーダーメイドの封筒を作りたい!

      オリジナルの封筒を作りたい時、別注で封筒を作成することができます。ご要望に応じて、特殊な用紙を使用し…
    3. 2017-4-5

      制作を依頼する!

      良く聞く悩みごと… 初期ラフ案を1案しか持ってきてくれない… 変わり映えがしない… …
    ページ上部へ戻る