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箔を押す ~箔押し加工の特徴・種類~
- 2017/9/29
- 印刷加工別 TOPICS, 箔押し・活版
印刷物の表面加工の1つである箔押し加工の特徴や箔の種類についてご紹介します。
箔押しとは
印刷物を目立たせたり高級感を持たせたりする手法の一つとして、箔押しがあります。
箔押しとは、箔を熱・圧力により紙に転写し、金・銀・色箔の文字や絵柄を入れる特殊な加工で、別名ホットスタンプとも言います。
箔押しの種類
箔の裏面に付着している接着剤の種類を変えることにより、紙だけではなく、皮やプラスチックといった特殊な素材にも箔押しすることができます。
箔にもさまざまな種類があります。光沢があり輝きのある箔、光沢を抑え落ち着いた色の箔、他には白箔・透明箔・ホログラム箔といった特殊な色の箔もあります。
箔押しの注意点
箔押しでは、デザインから金属の版を作成します。
版の種類によっては小さい文字や細い線などが表現できない(潰れる)可能性がありますので、予め発注先へ確認することをお勧めします。
印刷会社であればどこでも箔押し機を持っていると思いがちですが、箔押し機を持っている印刷会社は殆ど存在しません。
自社で印刷まで行い、箔押しは加工業者へ外注する、というのが一般的です。
箔押しコスト削減のヒント
箔押しでは、数量だけではなく、箔を押す面積でも版代・加工代(箔の材料代)ともに費用が変わりますので、箔の面積を小さくしてコストを抑えることができます。
箔押し版の保管については、別途ご説明します。